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マンションでの感知器の仕組みや誤作動の原因を詳しく解説!

2022.11.08(Tue)

消防設備

マンションでの感知器の仕組みや誤作動の原因を詳しく解説!

マンションにお住まいの方は消防設備点検などでご存知だと思いますが、いきなりベルが鳴っている!どうしたらいいのでしょうか?感知器の仕組みや誤作動の原因を詳しくみていきましょう。

目次

  1. 感知器の作動する仕組み
  2. ○差動式スポット型感知器
  3. ○定温式スポット型感知器
  4. ○光電式スポット型感知器
  5. 誤作動の原因
  6. ◯急激な温度上昇
  7. ◯水漏れや結露
  8. ○感知器の劣化によるもの
  9. ベルが鳴っている場合どうするのか?【管理人・防火管理者】
  10. ●現場確認
  11. ●非火災の場合
  12. ●本火災の場合

感知器の作動する仕組み


現場でお客様に感知器の仕組みを上手く説明出来なくて困ったんですよね・・・。


そうしたら次からしっかりお客様に説明出来るように今からおさらいしていこう!




そもそも感知器はどういう仕組みなのでしょうか。
様々な種類の感知器がありますが、大まかに「熱」と「煙」があり、その中でも細かく分かれていますが
ここでは「差動式スポット型感知器」「定温式スポット型感知器」「光電式スポット型感知器」の説明をします
他にもある種類の説明は別の記事で紹介するので、そちらを参考にしてみてください。

○差動式スポット型感知器

差動式スポット型感知器とは一般的にマンションでは1番多く設置されている感知器の種類になります。
寝室やリビングに設置されている感知器は差動式スポット型です。
作動する仕組みは感知器の周囲の温度が急激に温度上昇すると内部の空気が膨張し感知します。
緩やかな温度上昇はリーク孔といわれる空気穴から抜けていくので感知しません。
バルサンなどは使用しても問題ありませんが住宅警報器やガス警報器などは感知する場合がありますのでご注意ください。

○定温式スポット型感知器

一般的に台所や洗面所、和室の押し入れなどに設置されている感知器です。
差動式スポット型感知器と違い、一定の温度まで上昇しないと感知しません。
60℃や70℃に設定されていることが多いです。
又、水気がある場所では防水型のものを設置しないといけません。

○光電式スポット型感知器

マンションでは、廊下や共用部などで設置されている感知器です。
作動する仕組みは感知器内部に煙が入ると発光部といわれる所から出る光に煙の粒子が当たると
乱反射しぞれを受光部といわれる所への受光量の変化で感知するものであります。
ですのでタバコの煙などでも感知する場合があります。

誤作動の原因



仕組みは分かりました!だけど火事じゃないのに感知器がなぜ作動するのですか?


誤作動の原因は色々あって一概にコレ!っていうのはないんだけど
一般的に多いと言われる原因を説明するね。




仕組みはなんとなくお分かりいただいたと思いますが、様々な原因から誤作動でベルが鳴る場合もあります。
代表的な感知器の誤作動の原因を詳しく説明したいとおもいます。

◯急激な温度上昇

これは冬場にエアコンやストーブの暖房を付けて、寒い部屋から急激に室温が上がると感知器が反応する場合があります。
これは差動式スポット型と言われる感知器に起こる現象で緩やかに温度が上がるのは問題ありません。
ですので、感知器からエアコン、暖房機器などから1.5m以上離さないといけない決まりがあります。
・エアコンの風を直接感知器に当てない
・感知器の真下にストーブなど置かない
など対処する必要があります。

◯水漏れや結露

マンションなどでは上階からの水漏れや、湿気などで結露した場合でも感知器が差動する場合があります。
水には電気を通す性質があるので、水漏れや湿気からくる結露などが感知器内部に入り込み
誤作動を引き起こす原因となる可能性があります。
対処としては湿気がある場所では小まめに換気をし、頻繁に誤作動をするなら交換もしくは防水型のものに変更する必要があります(協議必要)

○感知器の劣化によるもの

感知器や発信機などにも耐用年数といわれる目安があります

受信機(電子機器部品を多用していないもの)20年
受信機15年
発信機20年
煙感知器10年
熱感知器15年
熱感知器(半導体式のもの)10年
地区音響装置(ベルなど)20年
消火器10年
ガス漏れ警報器5年
非常警報設備15年


これらは製造メーカーが推奨している年数であり、必ずしも交換しないといけない訳ではありませんが
年数が経つと経年劣化により、サビや結露などで動作しなくなったり頻繁に誤作動を引き起こす可能性がありますので計画的な取替をお勧めします。

画像の名前 
経年劣化により作動しなくなった感知器です
周囲環境も非常に悪く、たびたび誤作動を引き起こしていました。

ベルが鳴っている場合どうするのか?【管理人・防火管理者】

いきなり廊下のベルが一斉になり始めた!いったいどうすればいいのでしょうか?
マンションでは各階の廊下にベルがついており、ベルがないタイプのマンションではインターホンが鳴動します。
どういった行動をとればいいのか管理人さん、防火管理者向けに詳しくみていきましょう。



火も見えなくて火事じゃなかったら直ぐにベルを止めてもいいですよね?
近所迷惑にもなるし・・・。


いや、現場確認して本当に火災ではないか確認してからじゃないとベルは
絶対に止めてはいけないよ!まずは「現場確認」が絶対です!




●現場確認

まず本火災か非火災か判断する為に、現場確認をしなければなりません。
一般的に建物の1階に火災受信機といわれる設備があり、火災表示されている箇所を確認します。

火災表示箇所へ消火器等を持ち向かい、赤く発報している感知器を探し火の気がないかを確認します。
※煙の臭いや火を目視できる状況であればすぐに 119番に通報します。

画像の名前

●非火災の場合

現場確認し、確実に火災が発生していないことが確認できたら、ここでようやくベルを止めます。
※マンション内はベルの音で騒音で住人さんから苦情がくると思いますが非火災が確定するまでは絶対に止めてはいけません。

火災受信機の止め方

①主音響停止スイッチを押す (受信機の音が止まります)
②地区音響停止スイッチを押す(廊下などについているベルが止まります)
③火災復旧スイッチを押す  (火災表示が復旧します)
また火災発生時、エレベーターが停止する場合がありますので復旧操作後、中に閉じ込めがないか確認しましょう。

マンションではありませんが、ある建物で誤作動が多いという理由で火災受信機の電源を無断で切っており
その後に建物が本火災になってしまい、発見・通報が遅れたケースもあるそうです・・・。


●本火災の場合

現場で火災や煙など異臭を確認した場合、火の大小に関わらず即119しましょう。

①119番通報
②初期消火 
③避難誘導

火災が発生した場合、初期対応が大切になりますので通報はもちろん、周囲に「火事だ!」と大声で知らせることも必要です。
火が横に広がっているうちは消火可能ですが天井まで上がるような火だと消火困難になるので、無理せずに避難しましょう。
可能であれば燃えている部屋の窓やドアを閉めて空気を遮断し避難できれば拡大を防げます。

またボヤ程度で消火が出来ても完璧に消火しているかは素人では判断が難しいので、消防に通報は確実にしましょう。


以上いかがだったでしょうか?
感知器とはいざという時に動作しないとただの飾りになっては意味がありません。
マンションにお住まいの方なら半年ごとの点検をしっかり受けましょう。
管理人さん、防火管理者さんなら廊下など避難経路が確保できているか、消火器などの使い方など有事に備えましょう。
サンタ通信ではマンションの点検や工事なども請負しておりますのでお気軽にお問い合わせください。
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