サンタ通信株式会社

  • ABOUT
  • SERVICE
  • CASE
  • ACCESS
  • BLOG
  • CONTACT
  • RECRUIT

CLOSE
  • ABOUT
  • SERVICE
  • CASE
  • ACCESS
  • BLOG
  • CONTACT
  • RECRUIT
  • FOLLOW US:

BLOG ブログ

BLOG

  • ALL
  • shoubou-news
  • その他
  • information
  • shoubou
  • tsushin

消防設備の耐用年数は?交換時期の目安と費用について解説!

2025.03.21(Fri)

消防設備

消防設備の耐用年数は?交換時期の目安と費用について解説!

目次

  • はじめに
  • ●消防設備の耐用年数
    • ○消火器
    • ○自動火災報知設備
    • ○スプリンクラー
    • ○消火栓
    • ○誘導灯
  • ●交換費用の目安
    • ○費用を抑えるためのポイント
  • ★まとめ
  • ▼過去の投稿はコチラ

はじめに

消防設備の耐用年数は、種類や設置環境によって大きく異なります。

また、定期的な点検やメンテナンスの実施状況によっても寿命は左右されます。

以下に、代表的な消防設備の耐用年数と交換時期の目安をまとめました。

●消防設備の耐用年数

消防設備 耐用年数 交換時期の目安 備考
消火器

住宅用:約5年

業務用:約10年

耐用年数経過、薬剤の劣化、容器の腐食 定期的な点検が必要
自動火災報知設備

感知器:約10年

受信機:約15年

耐用年数経過、電子部品の劣化、センサーの感度低下 定期的な点検が必要
スプリンクラー

ヘッド:約15年~20年

配管:約20年~30年

耐用年数経過、ヘッドの詰まり、配管の腐食 定期的な点検が必要
消火栓

配管:約20年~30年

弁類:約15年~20年

耐用年数経過、配管の腐食、弁類の劣化 定期的な点検が必要
誘導灯 約10年 耐用年数経過、バッテリーの劣化、光源の劣化 定期的な点検が必要

○消火器

消火器の種類と耐用年数

消火器は、大きく分けて「業務用消火器」と「住宅用消火器」の2種類があり、それぞれ耐用年数が異なります。

業務用消火器
設計標準使用期限は10年です。
設置環境によっては、期限内であっても錆や傷等があるものは、交換または耐圧性能点検(水圧試験)が必要です。
住宅用消火器
設計標準使用期限はおおむね5年です。
住宅用消火器は、薬剤の詰め替えができない構造となっています。
交換の目安

①設計標準使用期限の経過
消火器本体に記載されている設計標準使用期限を確認し、期限が過ぎている場合は交換が必要です。
②外観の劣化
本体に錆、傷、変形などが見られる場合は、内部の薬剤や容器が劣化している可能性があり、交換が必要です。
③安全栓やホースの劣化
安全栓の変形や破損、ホースのひび割れなどが見られる場合は、正常に消火できない可能性があり、交換が必要です。
④圧力計の異常
圧力計の針が緑色の範囲から外れている場合は、内部の圧力が低下している可能性があり、交換が必要です。
耐圧性能点検(水圧試験)について

業務用消火器は、設計標準使用期限が過ぎた場合、または外観に異常が見られる場合に、耐圧性能点検(水圧試験)を行うことができます。
耐圧性能点検は、消火器の容器が圧力に耐えられるかを検査するもので、合格すればさらに数年使用することができます。
ただし、耐圧性能点検には費用がかかるため、新しい消火器に交換する方がコストを抑えられる場合もあります。
▲交換時の注意点

古い消火器は、専門の業者に依頼して適切に処分してください。
新しい消火器は、設置場所や用途に合った種類を選び、取扱説明書をよく読んで正しく設置してください。

○自動火災報知設備

自動火災報知設備の耐用年数

自動火災報知設備の耐用年数は、機器の種類や設置環境によって異なりますが、一般的には10年~20年程度とされています。ただし、個々の機器の部品には、より短い寿命を持つものもあります。

以下に、主要な機器ごとの耐用年数の目安を示します。

受信機
電子機器部品を多用していないもの:20年
電子機器部品を多用しているもの(R型等):15年
感知器
煙式感知器:10年
熱式感知器:15年
半導体式熱式感知器:10年
発信機、地区音響装置:20年
交換の目安

耐用年数に加えて、以下の兆候が見られた場合は、交換を検討する必要があります。

①誤作動の増加
・原因不明の警報が頻繁に発生する場合。
②機能低下
・感知器の感度が低下したり、警報音が小さくなったりした場合。
③外観の劣化
・機器本体や配線に錆、ひび割れ、変形などが見られる場合。
④部品の劣化
・内蔵されているバッテリーや電子部品の劣化。
⑤法改正への対応
・消防法改正により、機器の性能や設置基準が変更された場合。


○スプリンクラー

スプリンクラー設備の耐用年数

スプリンクラー設備の耐用年数は、機器の種類や設置環境によって異なりますが、一般的には以下のようになります。

スプリンクラーヘッド:約15年~20年
配管:約20年~30年
ただし、これらの数値はあくまで目安であり、設置環境や使用状況によって変動する可能性があります。

交換の目安

耐用年数に加えて、以下の兆候が見られた場合は、交換を検討する必要があります。

①スプリンクラーヘッドの劣化:
②ヘッドの変形、腐食、損傷
③ヘッドの詰まり(異物、錆など)
④感熱部の変形、損傷
⑤配管の劣化

配管の腐食、錆、漏水、変形、損傷
⑥その他の機器の劣化
ポンプの性能低下
バルブの動作不良
制御盤の故障
⑦性能低下
放水量の減少
放水パターンの異常
⑧法改正への対応
消防法改正により、機器の性能や設置基準が変更された場合

○消火栓

消火栓設備の耐用年数

消火栓設備の耐用年数は、構成する機器の種類や設置環境によって異なりますが、一般的には以下のようになります。

  • 配管:
    • 約20年~30年
  • 弁類:
    • 約15年~20年
  • ホース:
    • 約10年

交換の目安

耐用年数に加えて、以下の兆候が見られた場合は、交換を検討する必要があります。

  • 外観の劣化:
    • 配管や弁類に錆、腐食、ひび割れなどが見られる場合。
    • ホースにひび割れ、変形、著しい汚れなどが見られる場合。
  • 機能の低下:
    • 弁の開閉がスムーズに行えない場合。
    • ホースから水漏れがある場合。
    • 放水時に十分な水圧が得られない場合。
  • 法改正への対応:
    • 消防法改正により、機器の性能や設置基準が変更された場合。

ホース・配管について

  • 消火栓ホース・配管は、設置後10年を経過すると、3年ごとに耐圧性能点検(水圧試験)を実施する必要があります。
  • 耐圧性能点検には費用がかかるため、点検と交換の費用を比較検討し、適切な時期に交換することをおすすめします。

○誘導灯

誘導灯の耐用年数

誘導灯の耐用年数は、光源の種類や設置環境によって異なりますが、一般的には以下のようになります。

  • 器具本体:
    • 約8年~10年
  • 光源(ランプ):
    • 蛍光ランプ:約1年~2年
    • LEDランプ:約7年~10年
  • 蓄電池:
    • 約4年~6年

交換の目安

耐用年数に加えて、以下の兆候が見られた場合は、交換を検討する必要があります。

  • ランプの点灯不良:
    • ランプが点灯しない、または点滅する場合は交換が必要です。
  • 蓄電池の劣化:
    • 停電時に誘導灯が正常に点灯しない場合は、蓄電池の劣化が考えられます。
  • 器具本体の劣化:
    • 本体にひび割れ、変形、錆などが見られる場合は、交換が必要です。
  • 表示板の劣化:
    • 表示板の色褪せ、ひび割れ、剥がれなどが見られる場合は、交換が必要です。
  • 法改正への対応:
    • 消防法改正により、誘導灯の性能や設置基準が変更された場合。

●交換費用の目安

消防設備の交換費用は、設備の種類や規模、設置環境などによって大きく異なります。以下に、代表的な消防設備の交換費用の目安と、費用を抑えるためのポイントを詳しく解説します。

1. 消火器

  • 住宅用:
    • 数千円~1万円程度
  • 業務用:
    • 1万円~数万円程度

消火器の交換費用は、本体価格に加えて、古い消火器の処分費用や設置費用などが含まれます。

2. 火災報知器

  • 感知器:
    • 1個あたり数千円~2万円程度
  • 受信機:
    • 数万円~数百万円程度

火災報知器の交換費用は、感知器の数や受信機の種類、配線工事の有無などによって大きく変動します。

3. スプリンクラー

  • ヘッド:
    • 1個あたり数千円~1万円程度
  • 配管:
    • 工事規模による

スプリンクラーの交換費用は、ヘッドの数や配管の長さ、工事の難易度などによって大きく変動します。大規模な工事になる場合は、数百万円単位の費用がかかることもあります。

4. 消火栓

  • 配管:
    • 工事規模による
  • 弁類:
    • 数万円~数十万円程度

消火栓の交換費用も、配管の長さや弁類の数、工事の難易度などによって大きく変動します。

5. 誘導灯

  • 本体:
    • 3万円~10万円
  • 工事費:
    • 1万円~5万円

誘導灯の交換費用は、本体の価格、設置場所の状況、電気工事の有無などによって変動します。

○費用を抑えるためのポイント

  • 複数の業者から見積もりを取る:
    • 複数の業者から見積もりを取り、比較検討することで、適正な価格で交換することができます。
  • 定期的な点検とメンテナンスを行う:
    • 定期的な点検とメンテナンスを行うことで、設備の寿命を延ばし、交換頻度を減らすことができます。
  • 補助金や助成金を活用する:
    • 地方自治体によっては、消防設備の交換費用に対する補助金や助成金制度があります。これらの制度を活用することで、費用を抑えることができます。
  • 計画的な更新:
    • 消防設備の耐用年数を把握し、計画的に更新することで、緊急時の高額な出費を避けることができます。

▲注意点

  • 上記の費用はあくまで目安であり、実際の費用は状況によって異なります。
  • 消防設備の交換は、専門的な知識と技術が必要です。必ず専門業者に依頼しましょう。

より詳細な情報や個別の見積もりについては、お気軽にお問い合わせください。

★まとめ

消防設備の交換には、どうしてもそれなりの費用がかかってしまうものです。決して安いとは言えませんが、万が一、火災が起こってしまった時のことを考えると、その被害は計り知れません。だからこそ、日頃からの定期的な消防設備の点検と、計画的な交換がとても大切になってくるんです。そうすることで、私たちは日々の生活を、より安心して、安全に過ごすことができるのではないでしょうか。

もし、消防設備の交換について、少しでもご不安なことや、ご心配なことがありましたら、いつでも私たちにご相談ください。お客様一人ひとりのご予算や、建物の状況などをしっかりと考慮して、最適なプランをご提案させていただきます。どんな小さなことでも構いませんので、お気軽にお声がけください。お客様の安心・安全な暮らしを、サンタ通信は全力でサポートいたします。

▼過去の投稿はコチラ

  • 【徹底解説】新宿・歌舞伎町ビル火災の教訓と消防設備点検の重要性
  • 森林火災が起きる原因とは?自然と人間の行動が引き起こすリスクを解説
  • 消防設備の点検義務、知らなかったでは済まされない!最新の法改正まとめ
BACK
  1. HOME
  2. BLOG
  3. 消防設備の耐用年数は?交換時期の目安と費用について解説!
サンタ通信株式会社

〒570-0082 
大阪府守口市豊秀町1-7-8 ライフコート7番館1階

  • HOME
  • ABOUT
  • SERVICE
  • CASE
  • ACCESS
  • BLOG
  • CONTACT
  • RECRUIT

© 2022 サンタ通信株式会社